当社のDX化に向けての方針

DX化に向けての方針

1.経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性について

① デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響について
当社は2014年3月の設立以来、一貫して中小製造業のデジタル変革による生産性向上を支援する 商品、サービスの提供を行ってきております。日本国内における製造の多くは中小製造業が担っており、 その生産性向上により我が国経済へ大きな効果を及ぼすことが期待されます。
これまで多くの中小製造業において、生産性向上の為に最新鋭の機械を導入したり、現場労働者不足を 補ったりする事で生産性向上を図ってきましたが、製造各工程の生産効率向上や人手不足は解消するも のの、特に多品種少量生産の製造を担っている企業においては、事務所、設計、工程間・工程内段取り、 検査、出荷等の各作業がネックとなり、工場全体の生産性が向上しないという現実があります。
更に、世界情勢の変化による製造の国内回帰、国内サプライチェーンの強靭化に対応する為には、デジ タル技術活用により中小製造業の企業全体の生産性を飛躍的に向上させることが求められています。当 社は、中小製造業のデジタル変革を専門に支援・実現してきた企業としてこの先頭に立ち、顧客である中 小製造業の工場全体、企業全体のDX化を実現してまいります。

② 経営ビジョンやビジネスモデル
当社は創業以来、中堅・中小製造業のデジタル変革(DX)に貢献するソフトの開発・販売を行い、 お客様のサスティナビリティー向上に貢献することを使命とし、『お客様の未来創造と運命共同体(お 客様とともに) 』を経営理念として掲げ、以下のビジネスモデルにより事業活動を行っております。
・お客様の現有資産(機械、ソフトウェア)をそのまま活用し、現状の業務フローを変えることなく、 工場の見える化、段取り時間の削減等により、工場全体の生産性向上を実現(スマート工場の実現)。
・世界最先端のデジタル化技術をいち早く活用する為、インドに開発拠点(100%子会社)を設け、オ リジナルソフトウェア開発を実施。日本国内にも顧客対応の為のエンジニアチームを設け、日本― インドのエンジニア連携体制によるサービス提供を実施。
・お客様に当社ソフトウェアを体験していただくために、神奈川県厚木市に実証加工センター、東京 都中央区日本橋にテクニカルセンターを常設。工場見える化や製造シミュレーション実体験が可能。
・お客様に当社製品・サービスを十分に理解していただいてから導入いただく為、当社社員のコンサ ルティング営業による直販体制。

 

2.経営ビジョンやビジネスモデルの実現のための戦略
社会動向を踏まえ、多くの国内中小製造業の DX 化による生産性向上に早期に対応するため、提供 製品の高度化を継続するとともに、新製品・新サービスを提供します。そのために、当社社内 DX 推進 システムを開発、導入、推進いたします。お客様向けの当社製品、サービスの開始、提供、稼働状況、 課題、解決提案をシステムにより実現することで、お客様の生産性向上に貢献するものです。

 

3.戦略を推進するための実施体制
上記戦略を効率的に進めるため、以下の体制により推進します。

責任者 代表取締役 髙木俊郎
統括 取締役 COO 髙木信郎
開発責任者 取締役 CTO ダナパンディ・ペリアサミ
運用責任者 取締役技術部長 山本美帆
推進事務局 経営本部部長 松永敏明
   

2023 年4月1日
株式会社アルファTKG